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Vol.12 No.1

Vol.12 No.12022年2月22日発行

レポート:第32回内燃機関シンポジウム
―中島飛行機発祥の地でエンジンの原点を考えようー
  • 共催:公益社団法人自動車技術会 (幹事学会)
       一般社団法人日本機械学会
    会期:2021年12月7日(火)~9日(木)

    32nd Internal Combustion Engine Symposium
    Organized by
    Society of Automotive Engineers of Japan, Inc. (JSAE)
    The Japan Society of Mechanical Engineers (JSME)
    December 7-9, 2021

 はじめに
  •  「第32回内燃機関シンポジウム」は、2021年12月7日(火)~9日(木)の3日間、コロナウイルス対策のため、オンラインにて開催された。
     学術講演会は83編の講演発表があり、3日間、321名の参加者がオンラインにて講演を聴講した。EVシフトというある意味エンジン不要のこれ以上にないほどの向かい風が吹いている中で、基調講演では、地元のSUBARUとIHI原動機からエンジンの発展、米国からは最新情報を紹介した。フォーラムではCO2フリーの水素とアンモニア燃料利用を企画し、多数ご参加いただいた。
     本ページでは、視聴できた講演の中で注目された発表をレポートする。
 表紙について
  •  表紙は、会場となった群馬大学太田キャンパスに常設展示されている歴史的エンジンと関連部品。
     分解したエンジンは、スバル独自の軽自動車エンジン 4気筒EN07型、(スバルR2用)。うしろ左は、富士重工業(当時)ロビンエンジン ガソリン4サイクル側弁式(設計製図でおなじみ)。右は、ガソリン 2サイクル(とても珍しい)。
     右のほうに見える部品は、いすゞ 4JB1用タイミングベルトとウォータポンプ。
    (提供:志賀聖一(一般財団法人地域産学官連携 ものづくり研究機構))
Session Report