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TOP > バックナンバー > Vol.12 No.5 > 自動運転ロボットを活用したRDE試験運用の可能性追求
奥井(1)は、路上走行(RDE)試験向けの自動運転ロボットの試験運用を検討した。ロボットは積載性と操作精度の両立に課題があったが、両面を改善するためのロボット設計とドライバーモデルの改善を行った。内燃車、電動車の複数車種での適用性を検討し、開発ロボットはドライバインデックスすべてにおいて改善し(図11)、さらに装置の小型化(30kg, 100V電源活用)を実現した。従来のドライバーモデルは車速とアクセル操作はPID制御を活用していたため、車種毎に事前適合が必要であったが、本開発モデルは、PID制御を無くし、汎用性を高めた点(事前調整不要)が評価できる。ロボット活用に伴うリアルワールドの人間操作との乖離については今後議論が必要な点と考える。
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