function gtag() { dataLayer.push(arguments); }
TOP > バックナンバー > Vol.13 No.1 > 水素エンジン
近年、温暖化対応の一つの手段として水素エンジンが再注目されている。松原(1)らは水素エンジンの課題の一つである異常燃焼メカニズム解析を行った。その中から暴走型プレイグニッションの発生要因と対策案について紹介する。現象が発生している際のエンジンシリンダ内の可視化を行い,ガソリンエンジンと同様に点火プラグの高温部で熱面着火していることを確認した(図1)。さらに点火プラグの電極温度を測定し、ガソリンに対して水素の熱面着火温度は約200℃低いことを解明した(図2)対策として、燃焼室内の高温になりやすい部品の冷却性を向上させることを提言した。
本セッションでは水素に係る研究が複数発表されており、今後議論が活発になることを期待したい。
コメントを書く